2012年09月29日

能力を伸ばす_29

ミスをしたときに、子どもはどういう態度をとるでしょうか。
一方には、これで自分はだめだ、もう立ち上がれないと思う子どもがいます。
もう一方には、ミスは成功のためのステップにすぎない。
このままではいけないことを示してもらっているのだと、前向きにとらえる子どもがいます。
 私の経験からいえば、どちらのタイプになるかは、周りの大人からの影響が大きいようです。
楽観的な保護者や指導者からは、前向きにとらえる子どもが育ちます。
日ごろ、投げかける言葉の違いが大きな差を生みます。
  


Posted by イロハス君 at 17:55能力開発

2012年09月29日

能力を伸ばす_28

過去のことをくよくよ思いだす子どもと、
よいことだけしか思い出さない子どもがいます。
後者は確実に成績が伸びていきます。
ある高校の教員が、自分のクラスの生徒に向かっていいました。
「小学校の時にテストで百点とった人はいるかな。
とった人は手を上げてみて」と。
全員が手を挙げました。
「常に、その場面を思い出して。
もし、嫌なことを思い出したら、
そんなことは今の私にはふさわしくないと言ってすぐに否定しよう。
これだけで成績が上がるから。」
言葉のとおり、そのクラスの平均点は断然トップになりました。
  

Posted by イロハス君 at 08:00能力開発

2012年09月28日

能力を伸ばす_27

子どもには二つのタイプがあるように思います。
一つは、ただ頭で考えるタイプ、もう一つは、言葉に出していくタイプです。
どちらが伸びるかといえば、圧倒的に後者です。 
そして、言葉の数が多い子ども、ボキャブラリーの豊富な子どもほど、
想像力が豊かになり、本人が望む成果をあげていきます。
ここから言えるのは、子どもには考えるだけでなく、それを言葉に出してみようと勧めることです。
ことばに出してみると、言いたいことが正確に表現できないことがあります。
それに気づくだけでも進歩につながります。
  


Posted by イロハス君 at 19:00能力開発

2012年09月28日

能力を伸ばす_26

雲の変化、風のありよう、小鳥や花の移り変わり、
季節を特徴づけるものは、さまざまです。
毎日の変化はほんのわずかでも、確実に変わっていきます。
関心を持って見続けた人だけが、その変化を楽しむことができます。
「自然」という言葉が日本語になったのは、
歴史の上でいえば、それほど古いわけではありません。
それまでは「花鳥風月」で自然を表していました。
この花鳥風月を身近なところで感じてみませんか。
できることならば親子一緒で。
感性の豊かな人は、人生のなかで大きな宝物を手に入れたのと同じなのです。
  


Posted by イロハス君 at 15:11能力開発

2012年09月25日

能力を伸ばす_25

季節の変化にするどく気づく子どもと、ほとんど気づかない子どもがいます。
柿の木の花が咲いた。実がついた。黄色く色づいてきた。
このように、木や花を見る余裕がある子どもであってほしいものです。
できる子どもの多くは、季節の変化に気づいています。
たとえば、算数の応用問題で、文章のいいまわし、あるいは狙いを確実にキャッチできるのは、
季節の変化に敏感な子どもが多いのです。
共通していえるのは、どちらも違いが分かるということです。
親子で散歩して、花の名前を言いあうのから始めてはどうでしょうか。
  


Posted by イロハス君 at 13:06能力開発

2012年09月24日

能力を伸ばす_24

ソフトボール部に自信過剰な生徒が入ってきました。
この生徒を四番にして試合に臨みました。
一番から三番までが連続してヒットを打ち、満塁になりました。
このとき、四番バッターがふるえだしたのです。
そして「私の代わりに代打を出してください」と叫んだのです。
自分は四番バッターだ。それなのに、ヒットを打てなかったら恥ずかしい。
そういう思いが、この発言になって出てきたのです。
そのとき、監督がいいました。「ホームランも三振も一緒だよ。思い切り振ってくればいいんだよ。」
信頼して任せることは大切です。  
タグ :信頼


Posted by イロハス君 at 08:00能力開発

2012年09月23日

能力を伸ばす_23

ある高校のソフトボール部監督の話です。
自分のチームが2点リードして、最終回を迎えました。
ここから勝利を確定させるのがむずかしいそうです。
もう勝てたと思って、油断する選手がいます。
あるいは逆に、緊張して普段の実力が出せなくなる選手もいます。
  こんなときに、監督は言います。
「今、2点リードしていることは忘れよう。
そして、試合は同点だと思って、アウト・カウントを一つずつ取っていこう。
まずはワン・アウトをめざそう。」
小さな階段を一段ずつ登るようにして、勝利を確実に重ねていきます。
  


Posted by イロハス君 at 18:43能力開発

2012年09月22日

能力を伸ばす_22

原級留置になったもう一人の生徒の話です。
彼の場合には、担任がいきなりクラスの委員長に指名しました。
すべてを率先しておこなうリーダーにしたのです。
原級留置になれば、一学年下の生徒たちと一緒に学ぶことになります。
この状態になじめずに、退学していく生徒もいます。
そこで、あえて委員長にして、担任と密度の濃い接触ができる位置においたのです。
彼はがんばりました。
高校を卒業しただけでなく、今はあるコンビニエンスストアの店長、地域のリーダーとして、
皆に頼りにされています。

  


Posted by イロハス君 at 18:00能力開発

2012年09月22日

能力を伸ばす_21

高校には留年制度があります。
出席日数が足りなかったり、一定の成績に達しなかったら、
もとの学年に留め置かれます。
ある学校での原級留置になった生徒と担任の話です。
その担任は、原級留置になった生徒を「ほめあげ会」の会長に任命しました。
クラスの生徒がいいことをしたら、徹底してほめる役を割り振りました。
最初は、ほめる声が出ませんでした。でも、仲間の生徒をほめているうちに
ほめている本人が変わってきました。
「ほめことば」は「言われた人」よりも「言っている人」に効果があります。
  


Posted by イロハス君 at 15:17能力開発

2012年09月21日

能力を伸ばす_20

小学校の夏休みの宿題で、観察日記を書いたことはありませんか。
朝顔の観察、星座の観察、メダカの飼育など、さまざまな対象があります。
このとき、宿題だからいやいややった人と面白いと思ってやった人では、
決定的な違いがあります。
これは作品を見ただけでわかります。
興味を持ってやった児童は、本で調べたり、観察がなお一層、細かくなったりしています。
こうなったきっかけは、保護者の一言であることが多いのです。
「すごいね」「がんばっているね」と声をかけてもらうことが、
伸びる子供を育てます。





伸びる子供に育てるにはいろいろな方法があります。
お気軽にお問い合わせ下さい。

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Posted by イロハス君 at 11:14能力開発

2012年09月20日

能力を伸ばす_19

子供の成長は一本の直線ではかれるような単純なものではありません。
やはり、その子の経験が大きくものをいいます。
一見したところ、こどもの行動が遠回りなように見えても、
後で、生きてくることが多いのです。

「一芸に秀でる者は諸芸に通ず」という言葉があります。
一つの道を極めた人は、ほかの多くの事柄も身につけることがたやすくなる、
というような意味です。
寄り道したなかから一つのことに関心を持ち、
それにこだわって自信を持ちます。
そこから大きく伸びる子供がいます。

信じて見守りましょう。  


Posted by イロハス君 at 15:05能力開発

2012年09月19日

能力を伸ばす_18

「三冊つなぎ」のつづきです。
本を3冊ずつまとめていくことは、
ある意味で、
大きな試練に出会うようなものです。
ある本と別の本とで関連があるとみなすためには、
それぞれの本の内容を深くつかんでおかなければなりません。
この作業を続けていくなかで、
一つの書棚全体の特徴がつかめます。
なかには思いがけないかかわりが見えて来て、
論文のテーマになったりもします。
納得がいくまで、本を並び替えることで、
最終的にはすべての本棚が有機的につながりを持つことになります。
  


Posted by イロハス君 at 14:45能力開発

2012年09月18日

能力を伸ばす_17

今日は書棚の整理方法についての話です。
蔵書が2万冊を超えても、困ることはありませんでした。
すべての本の位置を覚えていたからです。
でも、阪神・淡路大震災で、
すべての本が書棚から落ちた時に考えを改めました。
震災後、とにかくどこでもいいから本を書棚に戻しました。
そうすると、これまで覚えていた本の位置についての情報が
全く役に立たないのです。
今は、松岡正剛氏がいう「三冊つなぎ」を実践しています。
関連のある本を三冊ずつまとめて置いていく方法です。
これで本の整理がつきました。
  


Posted by イロハス君 at 11:24能力開発

2012年09月16日

能力を伸ばす_16

ふたたび、辞書についての話です。
たとえば、英和辞典を開いてみると、
そこにある文章の例は限られています。
訳の数も限りがあります。
そこで、本でいい例文などを見つけたら、
私はすぐに辞書に書き込みます。
ネイティブ・スピーカーから聞いた情報も書き込みます。
大きい辞典をみれば、その訳例などが書いてあるかもしれません。
でも、それは多くの中の一つであって、
それが強調されているわけではありません。
自分用の辞書を作り上げていくと、
記憶に残るだけでなく、
生きた文章として大いに役立ちます。

  


Posted by イロハス君 at 12:33能力開発

2012年09月14日

能力を伸ばす_15

今日は辞書についての話です。
辞書は、調べる物です。
だから、目的の知識にたどり着くのが速ければ速いほど、
よいことになります。
そのためには、辞書が入っている箱はいりません。
同じように、辞書を覆っているビニールのカバーもいりません。
勉強が出来る児童・生徒はもう一段の工夫をします。
表紙と裏拍子で本文の紙よりはみ出ている余白部分があります。
この部分をカッターナイフできれいに切りそろえます。
こうすることで、
目的の言葉へたどり着くアクセス・タイムがなお一層、短くなります。  


Posted by イロハス君 at 15:19能力開発

2012年09月13日

能力を伸ばす_14

ふたたび、筆記用具についての話です。
今日は、消しゴムについてです。
プラスティック字消しと呼ばれるもので、
書いたものがきれいに、
しかも速く消えるものを自分で探して下さい。
この消しゴムを2個または3個、準備して下さい。
これも試験対策です。
試験中に消しゴムを1個しかもっていないのに、
机から落としてしまった場合を想像してみてください。
パニックに陥って、
試験に集中できないかもしれません。
だから、できる児童・生徒は机の上に消しゴムを
2個か3個、置いています。
  


Posted by イロハス君 at 13:19能力開発

2012年09月12日

能力を伸ばす_13

今日は、筆記用具についての話です。
有名中学校や有名高校に進んだ多くの児童・生徒は、
筆記用具について、強いこだわりがあります。
たとえば、」シャープペンシルですが、人間工学にもとづいたものを使います。
長い間、書いていても疲れにくいからです。
しかも、同じものを3本以上もっています。
これは試験対策でもあります。
たとえ、1本が故障して別のものに変わっても、
同じ感覚で使い続けることができます。
そして、替え芯は、必ず2Bを使います。
HBよりも速いスピードで書け、疲れません。
  


Posted by イロハス君 at 16:01能力開発

2012年09月10日

能力を伸ばす_12

大学の硬式野球部の練習を、
ある高校の監督が見に来ていました。
その時、大学と高校の監督同士の会話が偶然、耳に入りました。
「今、バッティングをしている彼は、
甲子園の時のレギュラーではありません。
でも、十分に鍛えてあります。
レギュラーとまったく遜色はありません。」
ここから大切な点が明らかになります。
この高校ではレギュラーの選手だけを鍛えているのではなく、
レギュラーにならない者も、
同じように鍛えています。
流石、甲子園で優勝するだけの監督だと、
あらためて感心しました。
  

Posted by イロハス君 at 17:24能力開発

2012年09月06日

能力を伸ばす_11

ある大学の硬式野球部監督から聞いた話です。
私たちの硬式野球部には、
さまざまな高校出身者がいます。
彼らがコーチに言う言葉も様々です。
一方では
「コーチ、バッティングの仕方がわかりません。一から教えて下さい」
という部員がいます。
こんな部員にはなにも教えません。
他方では
「コーチ、バッティングの仕方でここまで分かるのですが、ここから先が分かりません」
という部員がいます。
こんな部員には、丁寧に教えます。
私たちは、後者の方法を見習うべきではないでしょうか。
  


Posted by イロハス君 at 15:16能力開発

2012年09月05日

能力を伸ばす_10

ある剣道の師範から、次のような話を聞いたことがあります。
この師範の友人は、ある中学校で剣道の指導をしています。
その学校で大会出場者を決める試合がありました。
その時、指導者の息子は代表に選ばれましたが、
選ばれなかった生徒から不満の声があがりました。
指導者の息子だから、特別な指導を受けているのだろう、と。
でも、指導者は息子に特別な指導は何もしていなかったのです。
息子は、日々、自分なりの工夫を重ねていたことが結果につながったのです。
勉強においても同じことが言えるのではないでしょうか。  


Posted by イロハス君 at 19:18能力開発