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2012年10月08日

能力を伸ばす_37

高校野球の監督に聞いた話です。
野球には、首位打者、最多本塁打、最多打点のタイトルがあります。
きわめて単純化していえば、打席数に対するヒットの割合、ホームランの数、ヒットや押し出し四死球などで走者が得点した数のことです。
これらのタイトルを取る選手はおおむね、まじめで求道者、ムラはあるけど力がある者、チャンスに強い者という特徴があります。
長打と巧打を兼ね備えた打者はめったにいないので、選手の特性を見すえて育てるとのことでした。
学習の面でも同じことがいえるのではないでしょうか。

  
タグ :学習能力


Posted by フォーラム君 at 10:29能力開発

2012年10月07日

能力を伸ばす_36

子どもの行動をめぐって、一方には、こだわりのきつい保護者がいます。
他方には、上手に譲歩する保護者がいます。
この譲歩を別のことばで言えば、妥協、譲る、引っ込めるといえるでしょう。
この譲歩にとてつもなくマイナスのイメージを持つ保護者は、妥協はできないといいます。
別の保護者は、子どもも私も共にいい方向に進むのだから、むしろ妥協は望ましいといいます。
あなたなら、どちらの立場を選びますか。
それとも、ケース・バイ・ケースで使い分けるべきだと思いますか。
子どもはじっと見ています。
  


Posted by フォーラム君 at 10:45能力開発

2012年10月06日

能力を伸ばす_35

「小さな目標」と「大きな目標」を同時にもった子どもには、強みがあります。
実際には、どちらか一方だけをもった子どもが多いのです。
「小さな目標」のあの学校に入りたいという子どもがいます。
「大きな目標」のJリーガーやパイロットになりたいという子どももいます。
でも、彼らの多くには「小さな目標」と「大きな目標」の繋がりが見えないのです。
私の知人に宇宙飛行士になりたいという夢をもっている女性がいます。
彼女は、日本の工業高校から、アメリカのフロリダ工科大学に進学しました。
彼女はぶれません。  


Posted by フォーラム君 at 09:30能力開発

2012年10月05日

能力を伸ばす_34

挨拶は「おはようございます」とか「こんにちは」ということだと、私は思い込んでいました。
ところが、中国人のいう意味は違っていました。
挨拶という漢字があります。
このなかの「挨」は、相手に対して心を開く、「拶」は相手に近づくという意味でした。
だから、相手に対して心を開き、近づくのが挨拶本来の意味だったのです。
学校や職場で、皆さんが挨拶したにもかかわらず、挨拶が返ってこない人はいませんか。
これは、相手が皆さんに対して心を開いていないからなのかもしれません。
  

Posted by フォーラム君 at 19:51能力開発

2012年10月05日

能力を伸ばす_33

ある特別支援学校の校長が保護者にお願いをしている場面に出くわしたことがあります。
朝、子どもが起きたときに必ず「おはようございます」と言ってほしいのです。
「おはよう」という挨拶は、家族同士ではいいのです。
でも、子どもさんが会社などに就職して、職場で「おはよう」というのはまずいのです。
やはり、職場の上司には「おはようございます」という必要があります。
頭の中にいったん定着した「おはよう」を抜いて、「おはようございます」と言い換えるのはなかなか困難なのです。そういう意味からのお願いです。  


Posted by フォーラム君 at 15:34能力開発

2012年10月03日

能力を伸ばす_32

子どもを伸ばす魔法の言葉が二つあります。
それは「そうね」と「そうかな」という言葉です。
子どもの話を聞いて納得できるときは「そうね」といいます。
このときは、自分の言うことが認めてもらえたと、子どもはうれしくなります。
それに対して、子どもの話に納得できないときは、「そうかな」とおだやかにいいます。
そうすると、子どもは考えます。あれ、認めてもらえないのか、それはなぜだろう、と。
大人から「そうではないでしょう」と頭から否定されると、こうはなりません。
だから、子どもを伸ばすために「そうね」と「そうかな」を上手に使いましょう。  


Posted by フォーラム君 at 10:23

2012年10月01日

能力を伸ばす_31

上手な子育てをした別の保護者の話です。
このお母さんは、とても聞き上手です。
子どもが言うことをじっと最後まで聞きます。その間、ほとんど口をはさみません。
これはなかなかできることではありません。
大人の方が子どもより世間のことを知っているという思いもあり、つい途中で口を出してしまいます。
そうではなくて、「うん、うん」とうなずくだけで話が聞ければ、子どもは変わります。
もちろん、いい方向に。保護者がこのトレーニングをすれば、得るものは多いのです。  


Posted by フォーラム君 at 21:00能力開発

2012年10月01日

能力を伸ばす_30

上手な子育てをした保護者に、これまでたくさん出会いました。
一人のお母さんをご紹介します。
着物の仕立てを職業にしているせいか、いつも背筋がピシッと伸びています。
このお母さんの口癖は、次の二つです。
「あなたはできる。」「あなたにできないことはない。」
この口癖を毎日のように自分の子どもに言っていました。
そうすると、子どもはやらざるを得ないのですね。
始めは、やらされていると思っていたのが、一人でなんでもやっていく子どもになりました。
いい口癖は、大きな効果をあげます。  
タグ :子育て口癖


Posted by フォーラム君 at 16:30能力開発