PR広告

  

Posted by at

2012年12月30日

能力を伸ばす_97

次のステップとして、親子で図書館に行きましょう。
子どもの成長段階に応じてもっともふさわしい国語辞典を探すためです。
国語辞典の種類が多いことに驚くことでしょう。
まず、子どもが引きやすい国語辞典はどれでしょうか。
目的の言葉まで速くたどり着ける辞典はどれでしょうか。
候補になる辞典を三冊ほど残しましょう。つぎに、同じ言葉をひいてみます。
説明を読んで、自分にとって分かりやすい辞典はどれでしょうか。
一つの言葉で決めるのではなく、いくつかの言葉で比べてみましょう。
  

Posted by フォーラム君 at 14:34能力開発

2012年12月27日

能力を伸ばす_96

五十音の並び具合が頭に入ったら、次には『国語辞典』の決まりを理解しましょう。
たとえば、あるページを開いてみると、「ぐゆう―くらし」とあります。
このページには、「ぐゆう」という言葉から始まって「くらし」という言葉までの説明があることを示しています。
この欄外にある言葉の範囲を見ることで、目的のことばに早くたどりつけることになります。
これを知ることで、才能を伸ばす大きな武器を手に入れたことになります。
これは国語辞典だけに限らず、百科事典を引く際にも同じです。
  

Posted by フォーラム君 at 10:34能力開発

2012年12月25日

能力を伸ばす_95

「交通、ゴール、ケーキ」これらの言葉の『国語辞典』に出てくる順番は分かりますか。
辞典を使いこなせない子どもは、能力を伸ばす際に、大きなマイナスになります。
もっとも多い原因は、五十音の構造を理解していないことです。
「あかさたなはまやらわ」の記憶があいまいです。
「あかさ」までくらいは分かっていても、「な」と「は」はどちらが先だったか迷う子どもがいます。
まずは五十音を書いて覚えましょう。五回以上書くと、記憶に残ります。
「いきしちにひみいりい」と横のつながりも言えるようにしましょう。
  


Posted by フォーラム君 at 17:24能力開発

2012年12月24日

能力を伸ばす_94

2011年の国際数学・理科教育動向調査の結果が発表されました。
それによると、親の関心が子どもの成績に影響することが示されました。
学校で習っていることをたずねる保護者の割合と数学の点数というデータです。
中学校二年生では、「毎日あるいはほとんどたずねるは12%で588点」、「週に1~2回は34%で576点」、「月に1~2回は29%で570点」、「1回もない、あるいはほとんどないは26%で551点」でした。
親の関心が薄いと、成績は低いのです。
仕事が忙しくても、子どもに声をかけましょう。

  

Posted by フォーラム君 at 15:31能力開発

2012年12月23日

能力を伸ばす_93

ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授の恩師は、ロバート・メイリーさんです。
彼の口癖は「ビジョンとワーク・ハード」です。このことは前にも書きました。
読者から、子育てとのかかわりについて、もう少し説明がほしい。
目標と努力を子どもに強制することなく実行させる方法を教えてほしい、という要望がありました。
まず、子どもが望むことをはっきりさせます。
子どもに建前と本音があったりするので、注意が必要です。
目標がはっきりしたら、それに向かって小さな階段を設けて、一段ずつともに寄り添っていきます。
  

Posted by フォーラム君 at 15:55能力開発

2012年12月22日

能力を伸ばす_92

なにかをするときに、面白がる子どもとそうでない子どもとに、はっきり分かれます。
たいていの場合、面白がる子どもは常に面白い点を見ようとします。
それに対して、面白がらない子どもは、まるで感性がすりへっているかのように見えます。
まだ子どもなのに、どうしてこうなったのでしょうか。
景気が悪いことが原因かもしれません。
あるいは、世の中に対するばくぜんとした不安が原因かもしれません。
私たちは、面白がる力をもう一度、取り戻す必要があるのではないでしょうか。
そこから、いい変化が起こる気がします。
  

Posted by フォーラム君 at 15:39能力開発

2012年12月22日

能力を伸ばす_91

クラス運営の上手な担任は、子どもを感動させています。
クラスの子ども全員を同時に感動させる必要はありません。誰か一人でもいいのです。
その子を感動させることができたら、その様子を見ていた子どもにも伝わります。
そうすることで、クラスの運営が少しずつ少しずつよい方向に進んでいきます。
その時に大事なことは、よい行いをした子どもがいたら、その場ですぐにほめることです。
そして、えこひいきをしないことです。
そうすれば、あの先生は、よいことをしたらほめてくれると静かな感動が広がっていきます。
  

Posted by フォーラム君 at 09:28能力開発

2012年12月21日

能力を伸ばす_90

子育ての上手な保護者は、子どもを感動させて育てています。
たとえば、「今日はあなたの好きな料理をつくるね」といいます。
あるいは、それを一歩進めて、「今日はあなたの好きな料理を一緒につくろうね」といいます。
子どもがキュウリを洗うだけでもいいのです。あるいは、ねぎを切るだけでもいいのです。
あなたのことが大切だよ、大事に思っているよ、と伝わります。子どもの瞳がウルウルきたら大成功です。大上段に振りかぶる必要はありません。
日々の生活のなかで、子どもを感動させましょう。
  

Posted by フォーラム君 at 20:00能力開発

2012年12月21日

能力を伸ばす_89

今日は、スキンシップの大切さについてです。
結論からいえば、小学校低学年までに手間ひまかけておけば、子育てが楽になります。
子どもを膝の上に乗せて、本を読んであげましょう。
子どもは同じ本を何度も何度も読んでほしいとせがむことでしょう。
「もう何度も読んだじゃない」とは言わずに、自分への挑戦と考えましょう。
主人公が危ない場面に出会ったら、声色を変えたりしましょう。
原作を脚色してもいいのです。
そして、頭をなでてあげましょう。
こういう子育てをしていると、自分から進んでやる子どもに育ちます。

  

Posted by フォーラム君 at 12:28能力開発

2012年12月21日

能力を伸ばす_88

小学校では家庭訪問があります。
担任が児童の家庭を訪問して、教育や生活などについて保護者と相談をします。
あるベテランの教員が言っています。
家を見たら、その家の子どもが将来、大学に進学するかどうかがすぐに分かる、と。
これは、家が豊かであるかどうかとは関係がありません。
家をきれいに使っているかどうかです。
玄関に家族の人数以上の靴が置いてある家、古新聞の束が置いてある家の子どもはほとんど大学進学しないとか。
保護者が家をきれいに使っていたら、整理整頓が上手な子どもになるからでしょうか。


  

Posted by フォーラム君 at 02:29能力開発

2012年12月19日

能力を伸ばす_87

アメリカのドロシー・ロー・ノルトは「子は親の鏡」という詩を書きました。この考えは、世界中の保護者や教員の目標になっています。これを見て、家庭内でできるところからやってみてはいかがでしょうか。

子は親の鏡

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
  

Posted by フォーラム君 at 15:11能力開発

2012年12月18日

能力を伸ばす_86

近所の家の庭に菊が見事に咲いています。
菊はラテン語でなんというか度忘れしてしまいました。
しばらくして、クリサンセマムだったと思い出しました。
この記憶ということから2冊の小説が頭に浮かびました。
和田秀樹 『受験のシンデレラ』 小学館文庫と松岡圭祐 『万能鑑定士Qの事件簿』 角川文庫です。
前者は、高校を中退して、家業の洋服屋で手伝いながら家計を支えている女性が東大に合格します。
後者は、物を覚えられないため成績が最悪だった女性が万能鑑定士になって活躍します。
いずれもいい恩師に出会います。

  

Posted by フォーラム君 at 16:01能力開発

2012年12月18日

能力を伸ばす_85

算数の応用問題が苦手な子どもは、結構います。
かけ算の九九はサッといえても、文章の問題になると、それをどう適用していいか分からなくなります。
次のような基本的な問題も、解けないのです。
(問題)1列に5個のりんごが並べられています。これが3列あるとき、りんごの数は全部で何個でしょうか。
算数の得意な子どもは、文章のなかの1列、5個、3列、何個という文字を○で囲みます。
そして、囲まれた数字を使って式を作ります。
このように、ポイントをつかむことから算数・数学の得意な子どもになります。

  

Posted by フォーラム君 at 01:22能力開発

2012年12月15日

能力を伸ばす_84

高校生同士の会話です。
「昨日、学校から帰る途中、靴屋でバーゲンセールをやっていた。そこで、靴が安く買えてうれしかった。定価2000円の靴が2割引で買えた。」
「あんた、2割引の意味が分かるの。」
「いいえ、分からない。」
「じゃー、なんで得をすると分かったの。」
「だって、バーゲンと書いてあるじゃない。」
この生徒は、2割引と3割引のどちらが得か分かりません。
これまでお使いに行ったり、家族と買い物に行ったりした経験がないとも話してくれました。
子どもの教育にもっと関心をもってみませんか。


  

Posted by フォーラム君 at 12:51能力開発

2012年12月14日

能力を伸ばす_83

自分があるグループに入るかどうか決めるには条件があります。
それは、自分の意見があるかどうかです。なければ、グループにかかわる意味がありません。
私はこうしたいからやると納得することで、当事者意識が芽生えます。
しかしながら、この意識が薄い子どもがいるのも事実です。
毎日の地道な積み重ねの上に、目標や夢があります。
この間にあるギャップを埋めていくのが学習ではないでしょうか。
今日も目標に一歩、近づいたとワクワクしている子どもがいます。
私たちは、この子たちを見習いたいものです。


  

Posted by フォーラム君 at 21:06能力開発

2012年12月13日

能力を伸ばす_82

グループのなかで、自分の意見を持たずに、指示を受けるためだけに、リーダーに相談にくる子どもがいます。本人は、この状態がよくないとは気づいていません。
むしろ、リーダーと相談して、なにが悪いと思っている場合すらあります。
そんなとき、リーダーは、「自分の考えを見つけて、もう一回きて」と言いましょう。
同じ学年の子ども同士ですが、これができるグループは、全員が大きく伸びます。
やさしさだけでなく、きびしさを受け入れることのできるグループづくりをめざしましょう。

  

Posted by フォーラム君 at 23:56能力開発

2012年12月12日

能力を伸ばす_81

グループ学習で、皆で課題をやり遂げたとき、達成感を味わいます。
むずかしい課題を乗り切ったときは、なおさらです。
この達成感が子どもを大きく成長させます。
その際に、国語は彼女、理科は彼、体育は僕というように、リーダーが変わればなお一層、いい形になります。
グループのメンバーのすべてがなんらかの形で認められているのがベストです。
歌がうまい子、人を笑わせるのが得意な子など、なんでもいいのです。
僕は、私は、このグループのなかで居場所があり、皆から認められていることが大切です。



  

Posted by フォーラム君 at 14:27能力開発

2012年12月11日

能力を伸ばす_80

子どもは友だちの影響を大きく受けます。
このことは、グループ学習をするときによく分かります。
グループで勉強に取り組んでいるとき、はめをはずしそうになる子どもがいます。
ストレスのたまった子どもがふとした拍子にはめをはずしたりします。
それを上手にたしなめる子どもがいると、雰囲気がよくなりますし、成績も上がります。
また、分からない子どもにヒントを与えてくれる子どもはとても貴重です。
それは一から十まですべてを教えるのではなく、相手の理解度に合わせてヒントを出してくれる子どもです。

  

Posted by フォーラム君 at 12:42能力開発

2012年12月10日

能力を伸ばす_79

子どもはミスをします。その時、周りがどうフォローするかが勝負です。
この周りとは、家族だったり、仲間だったりします。
家族の場合、家の手伝いでミスをしたとしましょう。その時、大人が叱るのではなく、提案の形をとりましょう。
「こうするべきだ」ではなく、「こうしたらどうだろうか」と言ってみましょう。こうすれば、やる気のある子どもが育っていきます。
仲間の場合、なれなれしすぎるのではなく、きびしすぎるのでもない状態をめざしましょう。
これも実は、家でのもののいい方が大きく関連しています。

  

Posted by フォーラム君 at 20:58能力開発

2012年12月07日

能力を伸ばす_78

家の近所の紅葉がとてもきれいです。
気温が下がるにつれ、緑の葉っぱが黄色になり、最後には赤になります。
それが朝日に映えて気持ちのいい色になっています。
 子どもたちがモミジとカエデの違いについて話をしています。
植物学の先生に話をうかがったことがあります。植物分類上ではカエデとモミジは区別をしません。
モミジもカエデも「カエデ」といいます。
ただ、園芸の世界では葉の切れこみ数によって区別しています。
葉が五つ以上に切れ込んで掌状のものをモミジ、それ以外をカエデとよびます。



12月9日(日)1時より
「親子でカンタンにできる子供の能力開発」という内容でセミナーを行います。
詳しくはマイベストプロ大阪特別セミナーをクリック

お時間がありましたら、是非親子で参加して下さい。お待ちしています。
当日の飛び込み参加も大歓迎です。

楽しいプログラムで「考える力」を育み
将来活かせる「才能」に結び付けていく
低学年の地頭力を鍛える学習能力開発スクール
イロハス・クール体験授業をやっています。お気軽にご参加ください。

  

Posted by フォーラム君 at 15:41能力開発