2013年03月19日

能力を伸ばす_139

自己嫌悪しない人に友だちはいないかというと、いるのです。
自分とよく似たタイプの子と友だちになります。
そして、多くの場合、その世界が非常に狭いものであることに気づかずに、周りから浮いていきます。
 この二人はともに人からコントロールされることを極端に嫌います。
ことばには出しませんが、ほとんどすべての行動に、この態度が透けて見えます。
でも、この二人はまだいいのかもしれません。
友だちが一人いる、しかも私のことをよく分かってくれる親友がいると思っていますので。

  

Posted by イロハス君 at 10:48能力開発

2013年03月18日

能力を伸ばす_138

コントラクト・ブリッジの例でも明らかなように、自己嫌悪に陥らない子が増えています。
ここ10年間、子どもたちを見ていて、そのように感じます。
一つのパターンとして、他人を鋭く攻撃する人は、自分のことを顧みることがほとんどないように見えます。
他人は他人であり、他人を自分のこととしてとらえる気持ちが弱いのです。
多くの人の場合、他人を批判する前に、それが自分だったらどうするかと考えるものです。
それがないからこそ、きびしく攻撃もできるわけです。
このような人には成長も発展も期待できません。
  

Posted by イロハス君 at 12:36能力開発

2013年03月17日

能力を伸ばす_137

能力開発のひとつとして、コントラクト・ブリッジをやることがあります。
東と西、南と北に座ったメンバーがそれぞれ協力しあいながら札をとります。
このときに、負けたペアの一人が「私は札をたくさんとったのに、誰かさんはとれなかった」と自分のパートナーを暗に非難する子どもがいます。
この子にとっては勝つことが大事です。
でも、チームを組んで協力することの大切さには思いが至りません。
学校は、将来の社会生活の練習の要素をふくんでいます。
こういう生き方をする人を社会はどう評価するでしょうか。
  

Posted by イロハス君 at 18:03能力開発

2013年03月15日

能力を伸ばす_136

ゲームの要素を取り込んだ授業をすることがあります。
そうすると、競争の面もあり、生徒たちは熱中します。
そのときに、工夫をするのが好きな生徒は、新しいルールを見つけられないかと考えます。
見つけたら、実際にやってみます。
ところが、これを絶対に許せないという生徒もいます。
「初めの説明のときに、このルールはきいていないので認められません。」こう言って、仲間をきびしく非難する生徒がいます。
自分の言い分は正しいのだから、こういうずるいやり方は許せないと声高に主張します。
どう思いますか。
  

Posted by イロハス君 at 13:08能力開発

2013年03月08日

能力を伸ばす_135

志摩欣哉さんの『恋文 いろは唄』(リトル・ガリヴァー社)を読んでいたら、
次のような唄に出会いました。
「悲しみを燃やしてやっとふたりになれるのです」これはもちろん恋する二人の世界をうたっているのでしょう。
これを親子間の世界と読んだら、また別の大事なポイントが見えてきます。
親は子どもを自分のことと同じように大切にします。
子どもも親を大切にします。
それに、共に悲しみを燃やしたことで、お互いに感謝の心をもつのではないでしょうか。
そうすれば、どんな困難も乗り越える親子になるのでは。
  

Posted by イロハス君 at 18:43能力開発

2013年03月07日

能力を伸ばす_134

立川談志『新釈落語話』(中公文庫)を読んでいたら、次のような古川柳が出てきました。
「這え笑え、二歳になった今日からは」これは小林一茶の俳句「這へ笑へ二つになるぞけさからは」のパロディでしょう。
いずれにしても、二歳までと二歳からでは人としての扱いが変わることを示しています。
親に守られて生きていけるのは二歳までです。
二歳からは、いろいろな世間の常識を知り、それを実行していかなければなりません。
親としても子としても、このような言い伝えを守ることが期待されています。


  

Posted by イロハス君 at 13:08能力開発

2013年03月05日

能力を伸ばす_133

3月3日は、ひな祭りの日です。
この日は、ひな飾りを飾ったりします。
この日の高校生の対話です。
「一番上の段はお内裏さまとお雛さまだよね。」
「違うよ。内裏雛とは天皇と皇后を表す一対の雛人形のことだよ。」
「でも、ひな祭りの歌にあるよ。〈お内裏さまとお雛さま〉と。」
「昔は、男女一対の内裏雛のみを飾るのが普通だった。世の中が豊かになって、段飾りが普及した、と聞いたよ。もともとは、天皇の住居を内裏と呼ぶことに由来するんだって。」
「ふーん、そうだったのか。」
  

Posted by イロハス君 at 12:28能力開発

2013年03月04日

能力を伸ばす_132

そのなかで一人だけ飛び抜けて成績が伸びた生徒がいます。
その子は「失敗ノート」ではなく、「成功のためのノート」と書いていました。
この子に話を聞いてみました。そうしたらこう答ました。
「失敗ノート、失敗ノートとくり返しいっていたら、失敗という言葉が染みついてしまう。そうしたら、いつか失敗してしまいそう。だから、僕は成功のためのノートとしたんだ。こうしたら成功という言葉が心のなかに染みこみそうだから。」
彼は、潜在意識という言葉は知らないけれども、その働きについてよく知っていました。
  

Posted by イロハス君 at 14:03能力開発

2013年03月03日

能力を伸ばす_131

クラスのなかで「失敗ノート」をもつ生徒が増えてきました。
そして、「あ、これは失敗ノートに書かなくては」といって実行していきました。
生徒たちがお互いに「それは失敗ノートに書いた方がいいのでは」と言い合うまでになりました。
後には、テストのまちがいだけでなく、掃除で失敗したときや、友だちとうまくいかなかった点まで書く生徒が出てきました。
広い意味での反省ノートにもなっていきました。こうして、クラスの成績が上がっただけでなく、クラスのマナーまで改善されました。
  

Posted by イロハス君 at 12:59能力開発

2013年03月02日

能力を伸ばす_130

ある担任が、自分のクラスの生徒に次のように言いました。
「自分の成績が驚くほどよくなってみたい人はいないかな。」そうしたら、全員が手を挙げました。
「なりたい」といって。
「成績が上がらない人には、共通のパターンがあります。それは、テストの見直しをしないことです。テストで間違えた所を見直して、それをノートに書いていったら、驚くことがおきます。同じ間違いをしなくなり、相当、成績が上がります。私は、これを失敗ノートと名づけて、大切にしています。皆さんも失敗ノートを作ってみませんか。」

  

Posted by イロハス君 at 12:02能力開発

2013年03月01日

能力を伸ばす_129

一方には、空気を読んで、その雰囲気に押し潰される若者がいます。
また、空気を読み過ぎて動けなくなる若者もいます。もう一方には、空気を読むのに長けていて、周りと調和しながらも、自分の主張もする若者がいます。
これが優秀な若者がもつ特徴だといえます。
このタイプの人は、若い人の間でも、年配の人とでも軽やかに対話して、話をまとめてきます。
これは学校の成績とかに関係なく、人と話をするトレーニングをした結果です。
誰とでも話ができるのは、オールマイティのパスポートをもっているようなものです。
  

Posted by イロハス君 at 11:44能力開発